2022年 03月 28日
神奈川県指定重要文化財 本禅寺本堂保存修理工事 野隅木小割桟 野垂木取付 神奈川 伊勢原 厚木 宮大工 |
神奈川県指定重要文化財 本禅寺本堂保存修理工事の状況です。

野隅木の上に櫛形の取付けです。

上から見るとこうです。
引き通し九寸五分勾配なので、結構急勾配ですよ。

下から見るとこうです。

櫛形の上に小割桟の打ち付け。

下から見るとこうです。
茅葺形の隅木の曲線の仕上がりです。

野垂木の取付け。

棒隅のように見えますが、野隅木はうっすらと起くりがついております。
軒反りと野隅木の線は一致しないので、野地の線は捻子軒になり、野垂木が捻じれて納まります。
野垂木一本一本の捻じれを原寸で出して、母屋の口脇を決めていきます。
単純そうに見えて、実は規矩は結構難しいんですよ。

本日より、野地板を張り始めました。
年度末までに野地の一面を終わらせるために、私も現場に出てあわただしく動いてましたが、ようやく目途が付きそうです。
以上、本禅寺様の状況でした。
by uchidamiyadaiku
| 2022-03-28 21:31
| 現場紹介
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