三手先斗栱 |
今年のゴールデンウィークは、3日から7日を当社は休みとしましたが、東光寺の現場では棟梁の斎藤君が「連休なんていらないっすよ」の一言で皆右習えです。
お疲れ様です。
さて、東光寺では腰組の斗栱の組み立てが進んでおります。
極力古材の再使用に勤め、折れているものや、鋸目が入れられていて再使用不可のもののみ新材に交換しています。
茶碗面戸を同時に納めていきます。
長年の荷重により垂下した肘木は、斗の敷面と飼木で高さ調整をして納めます。
通し肘木、縁葛の取り付け。
糸を張り、高さ調整です。
垂れてしまっているものは、上端に飼木をして通りを出していきます。
縁葛が納まれば、連休明けより床板を並べていきます。
以上、東光寺の現場でした。