建方後は |
妙誠寺様本堂新築工事の建方作業も5日で終了し、建物の歪み修正を行います。
各柱に下げ振りを垂らし、柱の傾斜を測定し、ターンバックルやレバーブロックなど使い、歪み修正を行います。
歪みといっても、石場建てですので、足固めと柱の胴付がバッチリ納まっているので、1㎜、2㎜の柱の傾斜を糸一本ない精度まで歪み修正を行います。
同様に頭貫・丸桁の歪みも修正しますので、レバーブロック、ラッシングベルトや鴨居ジャッキなどを多数使用します。
柱の歪修正とど同様に、小屋組、母屋、振れ隅木も歪み修正を行い、ようやく屋根仕事に取り掛かります。
土居桁より室内側の野地板を貼る段取りで、野垂木打ちです。