2015年 04月 12日
神輿制作日記 |
本日は、2回目の結婚記念日になります。
2年前、結婚を記念し、御神輿の制作をいたしました。
制作した御神輿は、妻に結婚指輪の代わりにプレゼントしました。
その時の制作工程を紹介いたします。

図面と原寸図をもとに、型板の作成です。

茅負の加工です。

茅負は須弥留にして、車知栓打ちとしております。

心柱と屋根力板の組立て。

心柱と屋根力板の仕口は、二枚ホゾ車知栓打としております。

逆さまにして組立てです。
茅負の取付け。

裏板の取付け。

これは、化粧隅木です。

建物の場合、このように組み立てますが、

神輿の場合は、組み立てる順番が逆さまですので、こうなります。
論治垂木がピッタリ納まっているのが解りますか?

化粧隅木を取付け、丸桁を載せます。

化粧垂木の取付け。
固定は、膠と竹釘です。
神輿の組立てにしようする接着剤は、化学合成のボンドを使用すると、修理が一切できなくなってしまうため、膠を接着剤として使用します。
膠は一晩お湯に漬けると簡単にはがすことができます。

化粧垂木の取付終了。

野地板張り終了。

蕨手の加工。南京鉋で仕上げています。

野筋と蕨手の取付終了。
屋根はひとまず完成。

三手先斗栱の加工です。

四段目の仮組み。

三段目の仮組み。

二段目・一段目の仮組み。

禅宗様三手先斗栱です。

合子羽目に本組みです。

隅より組立てていきます。

斗栱の組立て終了。

肘木は、鼻栓を上から貫通させています。

軒天井と丸桁の組立て。

完成した斗栱。

唐戸の組立て。
すべて、一分の貫ホゾですよ。

亀腹組立て。

亀腹は、須弥留で車知栓二枚打ちです。

台輪の組立て。

台輪は四枚ホゾに楔でガッチリ締め付けております。

台輪に床板の取付け。
膠に竹釘打ちです。

轅の仕上げ。

胴の組立て。
台輪と同の合体。

胴と斗栱の合体。

井垣です。小柱のホゾは長ホゾです。
井垣と鳥居は、長ホゾでないと、すぐにグラグラになってしまいます。

井垣・鳥居の取付け。

金物の取付け。


完成。

轅をと通して完成。
和様・禅宗様折衷様式の相州どっこい神輿です。
屋根の漆塗り、錺金具の取付は、将来の楽しみにとってあります。
そして、披露宴後にお披露目です。
相州神輿の制作は、堂宮大工の内田工務店にお任せ下さい。
by uchidamiyadaiku
| 2015-04-12 17:34
| 現場紹介
|
Comments(0)

